私が2021年株式投資を通じて気づいた、
株初心者に必須の考え方を解説します。
株式投資を始めて2年目になりますが、
100万単位の利益が出ています。
私の成功・失敗談もお伝えします。
負けない投資=信じて待つこと
株式は買った金額より値段が高くなったら
売却するのが大原則です。
写真のように、パソコンやスマホの画面を
1日中眺めて、タイミングが来たら売買!
というイメージが強いと思いますが、
これでは中々勝てません。。。
理由はただひとつで、
人間は「心理的に弱い生き物」だからです。
例として2パターン考えてみましょう。
①買った株が値上がりした時
1,000円で買い、翌日1,100円になった時
あなたは何を考えますか?
「A:売ろう B:もっと上がると思うな」
恐らく株初心者はBを選択しがちです。
上がれば良いのですが、欲を出しすぎると
900円、800円と急落していきます…
② 買った株が 値下がりした時
1,000円で買い、翌日900円になった時
あなたは何を考えますか?
「A:売ろう B:戻ると思うな」
恐らくこれは両方いますが、
初心者はAの方が多いと思います。
①では100円の差で「まだいける」と
思うのに対して、
②では100円の差で「損した」と
思ってしまうのです。
そのため買ったら見ないが原則です。
信じるために必要なスキル
株価を見たくなる欲を抑えながら
取引を行うのに必要なことは、
「目標株価を定めること」です。
自分が「この株価なら到達する」と
自信を持つ根拠さえあれば、
激しい値動きでも信じることができます。
ところで、ある企業の価値をはかるのに、
初心者の方は株価で比較しようとします。
ただしこれは間違っており、
正しくは「企業価値=時価総額」です。
時価総額は「発行済株数×株価」で計算され、
同じ1000円の株価の会社でも
価値が大きく異なることはかなり多いです。
さて、時価総額を使う根拠づくりについて、
業績が伸びそうな企業を見つけた時に
割高か割安かの判断方法は2つあります。
①同業種の他企業の時価総額と比較
②同一水準の業績時の時価総額と比較
①②を混ぜながら根拠をつくり、
待つことに自信を持てば良いのです。
株の意見は本当に多数あり悩みますが、
集約すると結局上記に落ち着くと思います。
値動きが予測できない理由
最終的な値段はある程度予想がついても、
途中の値動きは全く予想できません。
何年も経っていきなり上昇することも
株の世界では日常茶飯事です。
では、なぜ株価予測は難しいのでしょうか。
それは機関投資家の存在です。
私達個人投資家とは資金力と情報力で
圧倒的に差があります。
そのため最終的な株価の予測はできても、
途中の値動きの予測は不可能であり、
そこに労力を割くのは無駄なのです。
2年目トレーダーの経験による裏付け
さてここからは上記思考に至るまでの
私の体験談をお伝えします。
始めたての頃は、株を長期で保有する
という思考が全くありませんでした。
何となく知ってる企業をあまり調べず、
月に10社くらい売買していました。
…多いですね。しかも損失の方が多い。
そんな私の投資人生のきっかけとして、
「コロナワクチン相場」がありました。
そこで「不二精機(6400)」という銘柄を知り、
ワクチン注射器のシリンジを製造する思惑で
底値から5倍くらい上昇しました。
当然5倍なんて増えることはなかったですが、
「機関投資家の手口」を肌で体感できた
良い機会でした(利益も少しありました)。
その後「みんかぶ」や「かぶたん」でおなじみ
「ミンカブ・ジ・インフォノイト(4436)」に
目をつけました。
マザーズ市場上場から上昇相場を見せており、
つみたてNISAを始める個人投資家が増える等
業績好調による株価上昇が期待できたため、
購入して利益が出ました。
思惑ではなく、業績が伴うと安心して
保有できることを学びました。
ただここで私はなぜか勘違いをしてしまい、
「自分は上がる銘柄が分かる」と
錯覚してしまいました。
そこからはまた根拠もなく、
「上がりそうな銘柄」を何となくで
購入しては損する日々を過ごすという…。
とある銘柄で株を1から勉強
デイトレの一環で、ある銘柄を購入しました。
詳しく調べず雰囲気で購入したため、
急落に遭遇し痛い目を見てしまったのです。
ただテーマ銘柄ではあったので、
期待したい自分がいました。
そこで挽回のため本銘柄を猛勉強しました。
(買ってから調査をするという矛盾…)
まず企業の価値は時価総額で見ることを
初めて知りました。
同業種と比較すると、現在の時価総額が
割安であることは素人ながら分かりました。
また過去のチャートを見ると、かつて
高値をつけていた時から大きく下落し、
現在の業績を考慮すると割安でした。
ただ、中々株価は上がりませんでした。。。
「割安と判断した時に株価も上がる」という
考えを無視してくるのが、
機関投資家の手口。。。
ただ私は自分の根拠を信じてガチホしました。
……そして半年以上の長い期間を経て、
上昇が始まりました!!
上昇が始まると機関投資家は
「ふるい落とし」をしてくるのですが、
不二精機で手口は経験しているので、
過去の経験に助けられました。
デイトレではなく業績を信じて待つことが
株式投資に最も大切なことと分かりました。
まとめ 再喝 負けない投資=信じて待つこと
株式投資は2年目の新米ですが、
信じて待つ投資を実践して、
今では100万円単位の利益が出ています。
株は難しく辞めてしまう方が多いですが、
我慢の先に見える世界がありますので、
根拠を持って信じられる銘柄を購入し、
一緒に機関投資家に打ち勝ちましょう!
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